有力領主であったハウトマン家の令嬢だが、10年前の航海中に海賊に襲われた際に、ひとり漂流させられた。流れ着いた娼婦・男娼の島で育ち、雪のような肌と白銀に光る髪から「白の境界線<ホワイトマージナル>」という異名で呼ばれている。
先祖代々にわたってハウトマン家を護ってきた真田家の青年。刀の使い手。10年前の事件の際にフェナを助けた。フェナを守る意思は一番強いが、口数が少なく不愛想なため伝わっていない。
真田家の精鋭部隊のひとり。戦いでは弓を用いる。一見、飄々としてはいるが、仲間への気持ちは強い青年。端正な顔立ちのため、女性にモテる色男。
真田家の精鋭部隊のひとり。戦いでは長銃を用いる。鍛冶屋の家系で育ち、機械のこだわりを語り始めると熱が入ってしまう。勝ち気で活発な少女。
真田家の精鋭部隊のひとり。戦いでは槍と脇差を用いる。双子の兄の方。人懐こい性格で、いたずらっぽい一面もあるが、楓よりはしっかりしていると思っている。
真田家の精鋭部隊のひとり。戦いでは槍と脇差を用いる。双子の弟の方。人懐こい性格で、いたずらっぽい一面もあるが、槐よりも男らしいと思っている。
真田家の精鋭部隊のひとり。戦いでは短尺の忍者刀を用いる。最年長で、みんなに料理を振る舞う台所番。一人で仲間のボケを全て受け止める常識人。常に胃が痛い。
真田家の精鋭部隊のひとり。戦いではナックルダスターでの近接戦を得意とする。仲間内では一番大柄で力持ち。心の優しい温和な少年。
ハウトマン家に仕え、幼年時代のフェナを知る騎士のひとり。若い頃は「進撃のサルマン」と恐れられた槍の名手であった。今では歯が抜けて、「さ行」がうまく言えない。
ハウトマン家に仕え、幼年時代のフェナを知る騎士のひとり。若い頃は「電撃のオットー」と呼ばれ、電光石火の剣技で鳴らしていた。今ではお腹まわりが大きく、素早く動けない。
海賊団「ランブルローズ」を率いる女船長。美しい美貌の持ち主だが、気が強く負けず嫌いで傲慢な性格。ある人物からの依頼で、フェナ一行を付け狙っている。
ランブルローズに属する女海賊。常に冷静でオマリーの右腕とも称されるほどの参謀役。物理攻撃が得意で左目に大きな刀傷を持つ。
ランブルローズに属する女海賊。レイピアと三日月刀の使い手で、可愛らしい見た目とは裏腹に腹黒い性格。船員の中でも一番にオマリーを慕っている。
ランブルローズに属する女海賊。一味のムードメーカーでありトラブルメーカー。体術が得意で明るく楽観的な性格だが戦闘時は気性が荒くなる。
ランブルローズに属する女海賊。かなりの小柄だが、狙撃手としての実力は高い。オマリーに憧れて眼帯を付けている。
ランブルローズに属する女海賊。凛々しく端正な顔立ちをしているが、プライドは高めで勝ち気。ダガーナイフを使いオールマイティに戦う。
ランブルローズに属する女海賊。筋肉質な体型で力が強い。戦闘スタイルは好戦的だが、一味の中では面倒見がよく頼れる存在。
ランブルローズに属する女海賊。とても細身で、ミステリアスな雰囲気を持つ。卑怯な手や相手の裏をかくことが得意。
王立海軍に属する海軍将校。冷静沈着で頭が良く紳士的な好青年。その微笑みは男性慣れした娼婦たちさえ惑わす魅力がある。
アベルの側近として働く少年。日常生活のお世話から客人への対応までそつなくこなす。西洋人形のような整った顔立ちをしている。
フェナの父。10年前の航海中に海賊に襲われ、命を落とした。フェナへと重大な使命を託す。
フェナの母、王の子供を宿したままフランツと姿を消した。ある役目を終え国に戻った際、火あぶりの刑に処せられた。